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【2021】グリーンカード面接・当日の持ち物や流れ


2021年6月8日(火)

ロサンゼルスのダウンタウンにあるUSCISにて

結婚による永住権(グリーンカード)申請の面接を受け、

無事にその場でApprovedとなりました!


私自身、在米の方のブログ記事など沢山拝見させていただき

準備中ずいぶんとお世話になったので、

今後GC申請される方や

面接準備中の方などの参考に少しでもなればいいなと思い

以下内容を本記事に纏めています。

※あくまで個人の体験談とご承知おきください。

なお申請時の条件・概要や全体のタイムラインは別記事にまとめています。

 

【当日の持ち物】

  • 夫(petitioner/申請者):

-パスポート(申請時に送ったものとそれ以降更新した新規のものの2種類)

-バースサーティフィケート

-直近3回分の給与明細

-カリフォルニア州の運転免許証

  • 私(beneficiary/受益者):

-パスポート(申請時に送ったものとそれ以降更新した新規のものに加え、F1 VISA付きの計3種類)

-面接通知案内書

-申請時に提出した書類のすべてのコピー(健康診断結果含む)

-今までUSCISから受け取った手紙類すべて

-I-94(オンラインから出力)

-I-20(今までアテンドした学校から発行された分)

-コミカレに在学していたことを証明できるもの(トランスクリプトのコピー、Dean's Listに載ったときの手紙などなるべく沢山)

-TOEICのスコアレポート

-戸籍謄本原本とその英訳(自分で作成したもの)

-EADカード2種類(OPT時代のもの&今回の申請で得たコンボカード)

-ソーシャルセキュリティーカード

-カリフォルニア州の運転免許証

-医療保険カード

  • 夫婦で:

-マリッジサーティフィケート原本

-ジョイントのタックスリターン

-ジョイントの銀行口座の明細

-ジョイントのクレジットカード明細

-住んでいるアパートの契約書

-受取人に夫の名前が載っている私の生命保険のコピー

-私の名前がSpouseとして掲載されている契約しているガス会社のアカウント情報

-写真9枚(旅行先、家族や親戚、会社の同僚と写っているものを主に集めました)

-黒インクのペン


面接案内に記載されているもの以外も色々と含みますが、

ヘルプをお願いしたイミグレコンサルの会社の方にいただいたアドバイスに基づいて

念には念を!というかたちで準備した書類たちです。

(最近は学校に在籍していた証拠、好きだった科目や先生について教えて、など

 聞かれるケースもあるとのことでした。)

面接を終えてみて、

準備不足で後悔はしても、準備しすぎて後悔することはない!と実感。

 

【面接日のタイムライン】

8:50am:家を出発。

9:25am:DTLA着。近くの駐車場に停める(詳細は下記

9:48am:ビルディングの前に到着。

(Covid関連の規制で15分前以上に来てくれるなと案内通知に書いてました)

9:53am:手荷物・身体検査を経てビルディング入館。

他の方のblogにもよく書かれている通り空港のセキュリティーチェックのようでした。

ベルトや金属類を身に着けている人は取り外しがありました。

靴を脱ぐように指示されている方もいらっしゃいましたが、

私たちは革靴ではなかったので脱ぐ必要はなかったです。

9:55am:エレベーターで6階まで上がり、案内通知に記載されていた6024の部屋に到着。 ここでもセキュリティの方からアポの用紙を見せるよう言われました。 すると6001の部屋に行くように指示されました。

9:55am:6001の部屋でチェックイン

係りの方にクリアのガラス越しに案内通知のコピーを渡す。

日時が書いている紙の一枚目のみが必要だったようで、

ホッチキスは外され2枚目は返されました。笑

Staplesでコピーした用紙だったのですが、

紙の質が良かったらしく”Nice paper!”と褒めてくれたお姉さん。笑 こちらの部屋は待合も兼ねているみたいで、

ぱっと見10人くらいが待っていました。 椅子に空きがなかったため、別の部屋で待っててねとの指示。

10:08am:6301の部屋で待機。

ざっと20人くらいが待機していたので、

呼ばれるのに待つかなーと思い、結構覚悟して待ち始めました。

待合室ではおしゃべりもOK、スマホも普通に触ってOKな雰囲気でした。

一人で来てる方、二人組の方、3人で来てる方(通訳者)など様々。

LAという土地柄からか、9割以上ヒスパニック系の方でした。 10:15am:私の名前が呼ばれいよいよ面接へ!

まさかこんなに早く呼ばれるとは想像していなかったので、

早すぎてこの方が面接官なのか?ただの案内係の方なのか?

よく分からないまま着いていきました。笑

結果、この方が面接官でした。

30代くらいの人当たり良さそうな男性でホッとしました。

左右に個別に並んでいるオフィスの一部屋に案内されました。

 

【面接の流れ&実際に質問された内容】

ここからは覚えている限り記載したいと思います!


・まず2人のIDを見せる

この日、この時に初めてやっとIDを出しました。

セキュリティチェックやチェックインのときに出すかと思ってたけど…

あとマスク外したりもしなかったです。

・夫と私の2人同時に右手を挙げて嘘をつかない宣誓


これが終わり着席。

するといきなり提出したい書類はある?”と聞かれました。

サポーティブドキュメントを纏めていたので、

ひとつひとつ「これは〇〇です」と説明しながら提出しました!

(持ち物に記載した”夫婦で”持って行った書類のマリッジサーティフィケート原本以外全てです)

内容はチラ見という感じでそこまで詳しくは見られず。

この時に写真も一緒に提出しました。

写真は何枚ある?とカウントしながら1枚1枚軽く見られました。

友人たちも写ったエンゼルスの試合の写真を見て、

「You guys went to the Angeles game!」と言われたので、

夫が「最近も数回行っている」と答えました。

写真については、その1枚のことしか触れられず、

この人は誰?これはいつのもの?とかも全く聞かれなかったのでちょっとびっくりしました笑

「Do you guys mind if I keep them?」と聞かれたのでキープしていいと伝えました。

そのあとはファイリングしながら軽く世間話的な感じで質問。


夫に

•What do you do?

•What’s your full name?

•What’s your date of birth?

•What is your current address?

•When did you get married to your spouse?

日本とアメリカの両方の日付を答えたら、

日本のマリッジサーティフィケートはある?と聞かれました。

持ってなかったので内心ちょっと焦りながら

婚姻日が書かれている戸籍謄本の英訳を見せたら、

あぁそうだここに書いてるんだね、とすぐ気づいてくれたのでホッ💦

•Is this only and first marriage?

私に

•What do you do?

•What’s your full name?

•Any other name you used before?

•What country were you born in?

•How many times you went back and forth to Japan?

これは予想してなかった質問!笑

10年住んでいるから覚えてないけど20回くらいかなー?と答えたら次の質問。

•What visa you used for entering to U.S. when you started to live in U.S.?

学生VISAで入ってきたのでF1と回答。

•What college did you go to?

•Did you achieve any degrees?

•When is the last time you entered to U.S.?

•What visa did you use? (E2)

•Did you get outside of U.S. after filing this application?

•What part of Japan are you from?

南の方の高知というところだよと言ったら

「あーそうだ、書類に書いてたね」と言ってくれたました。

高知にピンと来たのか、

「2年間ミリタリーで沖縄の嘉手納に住んでたから

少しは日本について知ってるんだよー」という雑談が始まります。笑

沖縄に居た頃はパーティーばかりの毎日だったそう…😂

•Is this only and first marriage?

•You have no kids yet, correct?

•一通りの個人的な質問が終わった後、Noと回答する質問を10数個

覚悟していたよりだいぶ少ないような気がしました。


2人に

•How did you meet?

•When did you move in together?

実際には籍を入れる前だったのですが、

面接官が日本とアメリカの入籍の間だと勘違いしていた様子だったので訂正しました。

色んな日付があるから私たちもconfuseしちゃうよねーと夫を交えて話したら

夫が「だから指輪に刻む日付もまだ決めてないんだよね。

Any advice we can get from you?」とオフィサーに聞く😂

(オフィサーからしたら知らんがな、と思うと思うけど

心優しいから答えてくれました😂)

オフィサーが「僕たちも2回結婚してるんだよ」と。

ここでかなり雑談に寄ります笑

「1度目は2人だけで秘密で2018年に、

2度目は2020年にもっとオフィシャルに結婚したんだ。

2020何の2月だからパンデミックの数週間前だよ」と言ってたので

「めちゃくちゃラッキーだね!

私たちも結婚式を予定してたけどパンデミックで延び延びになり、

家族も日本に居るから呼べないから。。」と嘆きました笑

それからファイリングの分厚い資料がなかなかフォルダに入らずに

オフィサーがかなり手こずっていたので、

書類が分厚くて大変そうだねと雑談しながら話していました。

夫がオフィサーのデスクの上のサムソンのカーブスクリーンの使い心地を聞いたり

(なぜそれいま聞く)

1日に何組面接しないといけないの?と聞いたり。

(いつも平均で5組くらいと仰ってました。

スムーズに終わる組もあれば、入ってくる際から怪しい組もいるので、

かかる時間はまちまちだそう。

面接以外の時間はとにかくひたすらエンドレスなペーパーワーク。。と言ってた)

あとは、待ち時間がとても少なかったことに感謝の気持ちを伝えました。

・一通り質問が終わると、面接官が一時退席。

 私たち2人だけになる時間がありました。(2,3分くらい?)

 なにかの確認のためではなく、足りないものを取りに行っているような様子でした。

 (今思えば、Approvalの手紙を印刷しに行っていたのかな?)


・面接官が戻ってくる。

 戻ってくるなり、「ペン持ってる?持ってるならここにサインしてね」

 と、提出済みの書類に変更がないことに同意するサインを促されました。

(私は持参したペンを使用しましたが、

持ってないならもちろん貸してくれる様子でした。

サインする前に一つ気になったことがあり、

申請後に新たな苗字で作成したパスポートがあったので

提出した方がいいか聞きましたが、

ドキュメントにはパスポート情報記載されていない?ので必要ないとのこと。)


その後、ハンコを書類に数カ所押して

“Congratulations! You are approved”

一枚の紙を手渡されました!


一気に自分の顔の筋肉が緩くなったのを感じました😊笑

何か質問はある?と聞かれたけど特にないので何も質問しませんでした。

(なにか考えておいたほうが良かったのか。。でも疑問もググればすぐ解決するしなぁ)

2週間ほどでこの住所にグリーンカードが送られてくるよ、とのこと。

(※実際は火曜の面接でその週の土曜に届いたので4日後でした!)

次にもし旅行する時には新しいパスポートと、

届いたグリーンカードを持っていってね、とのことでした。

小部屋から出て私たちが”どっちの道から来たっけ?”と迷ってたら

”あ、エレベーターはあっち方向だよ”と最後まで優しい面接官の方。

本当に、安心した&ありがとうございました🤣🤣

 

10:40前には面接終了、ビルから出ました。

ビルに着いてから1時間もかからずにスムーズに終わりました🌷

 

【心がけることや注意点 振り返ってみて気づいたことなども。


⭐️まさかの戸籍謄本の原本は回収されなかった

移民コンサルの方には回収される確率が高いと言われていたのですが

面接官によるみたいですね…!

でも手元にあったほうが良いのは確か。


⭐️予習はしっかり!聞かれたら真実だけを素直に答える!と言い聞かせた

面接日が近づくにつれて緊張が高まってきたのですが、

移民コンサルの方が纏めてくださった質問例を夫婦ふたりで練習したり、

いろんな方のBlogで体験談を読んで頭の中でシミュレーションをしました。

不安になる=準備が足りていない証拠だと思うので、

しっかり準備をすることで不安を解消できました。

当日は車中で夫が「質問に答えるだけだから緊張する必要ないよー」と

言葉をかけてくれたので、心を落ち着かせることができました。


⭐️服装はきれい目を心がける

カジュアルでも問題ないと仰る方もいるかもしれませんが、

要はこちら側の気持ちの問題というか…

会場でカジュアルすぎたかな?とか心配するよりも

「この面接を重要なものとして捉えています」と

相手に伝わりそうな服装のほうがいいかなと!

やっぱり第一印象って大事ですしね…!

⭐️面接官の前では英語しか話さないように

夫が日本語も話すので普段通りに会話をしていたら

つい日本語が出てしまいそうですが、

面接中は絶対に英語以外は話してはいけない!と心得て

あらかじめ夫にも念押ししていました。

おかげで怪しまれたりする場面はありませんでした。


⭐️提出物はまとめたほうがいい

書類は、サポーティブドキュメントとして絶対に提出したい書類と

言われたら出す書類の大きく2種類に分けて持っていきましたがこれが正解でした!

なぜなら面接始まってすぐに出したいものある?と聞かれたから😂

提出する際はひとつひとつ、

これは○○の書類だよ、と説明しながら出すほうが親切だと感じたのでそうしました。

(ファイルごと渡すのは不親切だと思って)

 

【USCISのDTLAオフィス付近の駐車場】


今回、パーキングはこちらに停めて$9のフラットレートでした。(2021年6月8日時点)

クレジットカードのみ受け付けているようでした。

DTLAにしては安いし、なによりUSCISのビルまでとても近いのが良かったです。

 

【永住権取得のその後~2年後の条件削除に向けて~】


無事カードも送られてきて、

これでやっと晴れて!永住権保持者となったのですが、

今回取得した永住権は2年という期間の条件付きなので、

私の場合2023年に条件削除の申請をする必要があります。

申請は有効期限の90日前から可能となるようです。

その際の申請費用は2021年6月時点で$680 (指紋採取費用含む)

またお金取るんかーい…!とつっこみたくなりますが

それはしょうがないですよね。。

さて、2年間でどのくらい料金が上がるのでしょう。。


あとは条件削除以外にも、

引越しなどで住所が変更になった際は

必ず10日以内に住所変更の通知(AR11フォーム提出)を行う事!

これも必ず忘れずに更新しないといけません。←自分に言い聞かせてる

 

長々と書いてしまいましたが少しでも参考になれば嬉しいです!

もし本記事内容に関して質問などありましたら

コメント、もしくはTwitter(@ayako113)やInstagram(@ayako113y)でお問い合わせください。

(私の経験上で分かる範囲での回答となるかとは思いますが🙇‍♀️)


皆様のケースも良い結果となりますように…!

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